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【勝手に】感じで漢詩【解釈】

1 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/08(日) 17:02:18 ID:Mvo6jYzp
漢詩を『我的翻訳』してみます

<注意>
スレ主が書き込むのは、決して正当な訳文ではありません
漢詩そのものも、IMEでは出ない漢字が有る為、当て字になっていたり、
読み下しも全くの適当、つまりデタラメです
なので、他人様の役にはちっとも立ちません
悪しからずご了承ください

2 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/08(日) 17:03:05 ID:Mvo6jYzp
  『月下獨酌』  by李白

花間 一壷の酒
獨りで酌んで 相親しむ無し
杯を擧げて 名月を邀え
影に對して 三人になる
月既に 飲を解せず
影 徒らに 我が身に隋う
暫く 月と影とを伴い
行楽 須べからく 春に及ぶべし
我歌えば 月徘徊し
我舞えば 影零乱す
醒時はともに交歡し
醉後は各々分散す
永く無情の遊を結び
相期して 雲漢はるかなり

3 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/08(日) 17:03:25 ID:Mvo6jYzp

満開の花を前にして、旨い酒があるのだが、
悲しい事に一緒に楽しんでくれる相手が無い…orz
はっ、そうだ!
盃を見せびらかして月を誑かし
影も引き摺り込んで三人で飲もう yes!
but、月は下戸だし、影は遠慮する
いいや、無問題(モウ・マンタイ)
春とは楽しむ事と見つけたり
私が歌えば月は弾むし
私が踊れば影はぷるるんwww
ほろ酔い気分で一緒に楽しみ
酔っ払えばサヨナラねー
今宵一夜の友でなく
一生涯の友として
遥かミルキーウェイでまた飲もう、うん

4 :冬のオイラ:2006/10/08(日) 21:06:25 ID:26qXri3A
     ♪    /.i   /.i  /.i
   ♪     ∠__ノ ∠__ノ ∠__ノ   
       〈 (・ω・)(・ω・).(・ω・)ノ     
         └i===|┘i===|┘.i===|┘        
           〈__〈 〈__〈 〈__〈
   
            ふしぎっ
     ふしぎっ
                ふしぎっ

5 :名無氏物語:2006/10/11(水) 12:08:21 ID:jS60jgBu
中国の歴史に関する娯楽・文学は三戦板のご利用を

http://hobby8.2ch.net/warhis/

6 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/11(水) 21:12:37 ID:zq07dYti
おお、留守の間にお客様が♪

>>4
ようこそお出で下さいましたよ
その上、賑やかしの踊りまで披露して下さるとは、なんと優しき方なのでしょうね
これからも宜しくお願い致します

>>5
おおお、これはこれは、お誘いありがとうございますよ
ただ、私があちらに参りますと、たぶんスレ違いと言うことになりそうですので、
しばらくはこちらでやらせて頂こうかと思っております
もし、ご覧になってあちらの方が向いていると言う事でありましたら、その時は
お手数ですがどうぞご教示願えませんでしょうか

7 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/11(水) 21:15:59 ID:zq07dYti
さて、本日の犠牲者は杜甫さんなのですよ

文字の違っている部分がありますが、IMEの所為ですのでご容赦下さいね


  『江畔独歩尋花 其一』  by杜甫

江上 花に悩まされ徹せず 
告訴するに処無く 只だ顛狂す
走いて南隣の酒を愛する伴を覓むれば
旬を経て出飲して 独り空牀のみ

※顛の偏は、本当は眞です

8 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/11(水) 21:16:28 ID:zq07dYti

川みたいに人が流れるいつもの道で
ひょいと見かけた天使に惚れて 
何一つ手につかなくなったオレ
告りたいけど告れない
どうすりゃ良いかわからねえ
何にも思いつかなくて ただその辺をうろつくばっか…
閃いた!(うぉっしゃあぁああ!!)
酒好きだけど頼りになる あの先輩ん家へひとっ走り
必死こいて行ってみりゃ
 「飲みに行く」そう言って10日以上帰ってねえ だと orz…

9 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/14(土) 14:10:49 ID:AZ3sAvp0
誰方のお咎めもないのを良い事に、さあ、今日も妄想を膨らませましょうねえ♪
 
  『田園楽』  by王維

桃は紅にして 復た宿雨を含み
柳は緑にして 更に春煙を帯ぶ
花落ちて 家僮 未だに掃わず
鶯啼いて 山客 猶お眠る


今朝の私は美しい 
昨夜あなたに愛されたから
あなたの余韻が 体中をまだ熱らせる
床に散らばる衣(きぬ)の島々
名前をそっと呼んでみるけど 
愛しいあなたは夢の中

10 :名無氏物語:2006/10/14(土) 20:34:48 ID:MoKl10MS
おもしろいかも
リクエストとかってできますか?

11 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/14(土) 23:11:29 ID:dzq3I623
おや、お客様ですね
いらっしゃいませ

リクエストですね
さて、ご期待に沿えるかどうかわかりませんが、トライしてみましょう

何がお望みでしょうか

12 :10:2006/10/15(日) 00:16:22 ID:n99K6QNp
返事ありがとうございます
リクエストは 「飲酒 其七」 by 陶淵明 
でお願いします

秋菊 佳色有り
露に濡れて 其の英(はなぶさ)を採る
此を忘優の物に汎(うか)べ
我が 世を遺るるの情を遠かにす
一觴 独り進むと雖(いえど)も
杯 尽きて 壺 自ずから傾く
日入りて 群動息み
帰鳥 林に趨(おもむ)いて鳴く
嘯遨(しょうごう)す 東軒の下
聊(いささ)か復た 此の正を得たり

PCで書いて見たらけっこう大変だった^^;

13 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/15(日) 20:20:02 ID:u0QdbMRa
>>12
深夜の書き込み、ご苦労様でした
さっそく、今日1日じっくり引き篭もってやらせて頂きましたよ

まずは普通の訳文を(と言ってもわたくしの勝手な解釈ですがw)お届けします

秋菊が色美しく咲いている
しっとりと露に濡れた 香り高いそのはなびらを摘んで
世俗の憂さを忘れさせる妙薬(酒)に浮かべて飲めば
俗世を厭い 遠ざかった私の気持ちを 更に深める
一杯 一杯 また一杯と 独りで觴(サカズキ)を運ぶ
酒が残り少なくなれば 壺も自然と傾いてくる
陽が落ちかかれば 昼間のいろんな音が静かになって
ねぐらに帰る鳥が 林に向かって鳴きながら飛んで行く
東の窓辺で 自分もまた緩やかに歌い くつろぐ
しばし 天命に順ってこの生を過ごすとしよう

14 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/15(日) 20:22:25 ID:u0QdbMRa
続いて、ふふふふ♪
『休日お色気大作戦』でやってみました

あなたのお気に召すと良いのですが…

秋菊のように美しく装った女(ひと)よ
その濡れたような唇が 無言で私に愛をねだる
忘憂の妙薬は 貴女の吐息と 蜜酒の味
世俗の事など知るものか
今はひたすら 腕の中の貴女を愛するのみ
誰にも認められなくていい 
だが ずっと側にいる事は出来ない
空になった酒器が やがて片付けられるように
時が過ぎ 貴女が去ってしまった後には
愛を語る相手も無く ただ火照りだけが身体に残る
ねぐらに帰る鳥たちよ あの女を見守っておくれ
祈りを込め 軒下で歌う 届くまいとは思うけれど
またしばらく 夢を見ながら暮らすとしよう

15 :10:2006/10/16(月) 09:51:03 ID:JDOZsQAH
>>1さん
ありがとうございます
酒を女性に見立てるとは感服しました
かなりお気に入りです
自分の中の漢詩の世界が広がった気分です
もう一度漢詩を読み直して、自分なりの妄ゲフゲフ・・・想像をしてみます
これからも、楽しく拝見させていただきます


16 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/16(月) 21:05:00 ID:BvKZEzM/
>>15
そのように好意的に解釈して頂けて、大変嬉しく思いますよ
カキコしてみたものの、実はかなりビクビクものでしたので

また、楽しそうな詩を見つけましたら、妄想に満ち満ちた翻訳をしてみますね

どうもありがとうございました

17 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/18(水) 22:41:53 ID:X6P0BSYs
はいはい、今夜はね、ちょっと有名どころでやろうと思いますよ

  『対酒』  by 白楽天

蝸牛角上 何事をか争う
石火光中 此の身を寄す
富に随い 貧に随いて 且らく歓楽せん
口を開いて笑わざるは 是れ痴人

そう、『蝸牛角上の争い』と言う、格言にもなっていますね
とても意味深い詩なのですが、私が訳するとどうなるか

18 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/18(水) 22:45:04 ID:X6P0BSYs
普通だと、まあこのようになりましょうね

カタツムリの角の上で 一体何を争おうと言うのか
火打石から飛ぶ火のように 束の間の人生なのに
富裕な者はそのように 貧しい者もそれなりに 楽しくやろう
口を開けて笑わないのは 馬鹿なやつだ


しかし、私のはこうなるのですよ
わはははは☆

つまんない事でとんがって ギャースカやると疲れるよ
花の命は短くて カラスの足跡なぜ怖い?
お金や恋人 持ってたって 持たなくたって こだわんないで
みんなで一緒に コンパしようよ
お腹の底から笑えなきゃ 人間終わっちゃうよ

19 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/19(木) 22:42:20 ID:gDHdvm16
>>56
我是日本人。
我能理解中文(普通話)、一点児。

私は日本人です。
中国語は、少しだけ 理解する事ができます。

ここは、仮名を使わずに 漢字だけで会話をする場所になっています。
あなたは、普通の日本語や 古典詩を書き込みたいのですか?
それは、この場所では 良い事では有りませんので、よろしれば 下記の場所へ移動しませんか?

【勝手に】感じで漢詩【解釈】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1160294538/

20 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/19(木) 22:45:07 ID:gDHdvm16
しまった、自スレへ誤爆しましたよ
とほほ…

21 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/22(日) 19:53:49 ID:f49Bp7/9
今日は別スレへ訳を置いてきましたよ
王翰の 『涼州詩』です
好きな詩でしたのでつい…

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1159532593/66


22 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/25(水) 21:45:28 ID:YDR/vxe3
さてさて、自分ちもちゃんとやりませんとね

この詩、とてもほのぼのしていて私好みなのですよ

  『梅村』  by呉偉業

枳籬 茅舎 蒼苔掩う
竹を乞い 花を分かち 手自ら栽う
人に詣るを好まず 客の過るを貪り
遅くに答を作すに慣れて 書の来るを愛す
閑窓に雨を聴きつ 詩巻を攤げ
獨樹に雲を看つつ 嘯台に上る
桑落の酒香ばしくして 盧橘美し
釣舟 斜めに繋いで 草堂開く

23 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/25(水) 21:46:45 ID:YDR/vxe3
枳殻の垣根の中 青い苔に包まれた茅葺き小屋がマイハウス
分けてもらった竹や花を 自分好みに植えてみる
お呼ばれするより お招きしたい
返事はゆっくりだけどちゃんと書くよ 手紙をもらうの大好きだから
雨の日は 窓辺で好きな本を読んだり
天気の良い日は 木の上の雲を見ながら歌ったり
甘い金柑をおつまみに 香ばしい桑落のお酒を飲むのも好き
目印は斜めに繋いだ釣舟 そこが私のお家なの

24 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/10/29(日) 17:35:25 ID:rIwTFrbJ
今夜の気分はちょっとホロ酔いです、ふふふふふ☆

  『清明』  by杜牧

清明の時節 雨紛々
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問す 酒家は何れの処に有る
牧童 遥かに指さす 杏花の村

春の盛りに 小糠雨がしきりに降っている
道行く旅人は 心をすっかり落ち込ませ
居酒屋はどこかと訪ねると
牧童が 遥か彼方 杏の花咲く村を指さす

(私的翻訳)
 しとしと雨が降り続く 遊びに行きたし 連れは無し
 杏露酒のグラス片手に ネットでプチ旅探してみれば
 牧童(ナビ)が指差す“杏花村”
 氷がゆらりと身じろいで 彼方と此方で広がる香り

25 :名無氏物語:2006/10/30(月) 14:38:49 ID:tSR5DuWi
Y(^o^)Y

26 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/03(金) 13:53:56 ID:C2bsDLyA
霜月、なのですね既に
しかし、そんな気には微塵もなれません
半袖Tシャツとイージーパンツで、うろうろしております

なので、詩もまた、まだ秋のままお届けしましょう

  『南歌子』  by李清照

天上 星河 転じ
人間 簾幕 垂る
涼 生じて 枕簟 涙痕滋く
起ちて羅衣 解きつつ いささか問う
夜 何ぞ いかばかりならん

翠貼れる 蓮蓬小さくして
金銷の藕葉 稀なり
旧時の天気 旧時の衣
只だ 情懐のみは似ずに有り むかしの時に

27 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/03(金) 13:54:31 ID:C2bsDLyA
 天上の星々が動く程の時が過ぎ
地上ではそろそろ誰もが寝む時間となった
もう 秋が来ようとしているけれど
夏の敷物には 夏の間に付けた涙の跡が 幾つも残っている
起き上がり 夏の着物を脱ぎ捨てながら そっと独りごちてみる
どうして 夜はすぐに明けてしまうのかしら

蓮の実の刺繍は 何時しか貼り付けたように 色艶を失ない
蓮の葉の金糸の刺繍は ずいぶん縫い取が剥げてしまっている
相変わらずの季節の様子に 昔ながらの季節の衣装
繰り返す日々の中 私の気持ちだけが変わってしまった
訳も無いのに

28 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/11(土) 12:43:09 ID:LATARiZa
ひさしぶりですよ

寒くなってからの雨は淋しいですね
今日はそんな詩をひとつ、お届けしますよ

  『声声慢』  by李清照

尋ね尋ね 覓め覓めて
冷冷たり 清清たり
凄凄たり 慘慘たり 戚戚たり
暖にして 乍ち還(ま)た寒き時候
最もやすらい難し
三杯 両盞の淡酒
怎んぞ敵わん それ晩来の風 急なるに
雁は過ぐるや
正に傷心す
却って是れ 旧時の相識たり

満地に黄花は堆積すれど
憔悴して 損はれ
今や 誰ぞ 摘むに堪えん
窓に守著し
獨り 黒れゆくを いかに生し得ん
梧桐 更に細雨を兼え
黄昏に到りても 点点 滴滴
かくなる次第
いかでか 一個の「愁」字に了し得ん

29 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/11(土) 12:43:35 ID:LATARiZa
言い様のない物寂しさを どうにか紛らせたくて
あちこちを尋ね尋ね 求め求めてみたけれど
儚く問いは消えて行き ただ静寂があるばかり
憂いだけが増してゆく
物思うこの季節 虚しい追憶の数々に似て
暖かくまた寒く 天候さえも定まらず 
心身もまた落ち着かない
気の抜けたいささかのお酒で どうやって
戸の内外で吹き荒れる夜半の嵐に抗えるのか
雁はもう 渡って行ってしまったか
置き去りにされたような気分になる
あれらを旧知のの友のように思っていたから

大地に積もるほど 菊花が咲き誇っている
嘗てはあの中の一輪であったものを
心を占める哀しみに疲れ果て 今は面影すらない
我が事など 誰も心に留めないだろう
終日窓辺に寄りかかり あなたの帰りを待っている
けれど無常に時は過ぎ やがて独りで日暮れを迎える
葉の枯れた梧桐に 小雨が降りかかる
夜になっても降り止まず しとしと しとしと
こんな悲しい有様を
どうして「愁」の一文字で表わせるのか

30 :名無氏物語:2006/11/13(月) 17:25:17 ID:ooXuDZ6q
(><)わかんないですぅ!

31 :名無氏物語:2006/11/14(火) 23:30:35 ID:qLXu3v33
井伏鱒二や松下緑みたいな人がいるスレですね。
まあそれぞれ自分流の訳し方があるのだろうね。
上記の二人は七五調なのが面白いけどね

32 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/15(水) 00:24:19 ID:nbMtvJ91
>>31
どうもありがとうございます
わたくしめのフィーリングのみでやっておりますので、それはもう無茶苦茶なのですよ
よろしければ、またお立ち寄り下さいませ
いつでも歓迎いたします

33 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/18(土) 22:15:20 ID:WjICyvsP
さてさて、またサボっていましたよ
でもあんまりサボりすぎると、ぐーたらグセがついて起き上がれなくなってしまうので
この辺でどっこらせするべきですね

恋愛も失恋も、春夏秋冬いつでも良さそうなのですが、何故か春秋が似合うような気がしますよ

  『蘇幕遮』  by范仲淹

碧雲の天
黄葉の地
秋色の連波
波上の寒煙は 翠なり
山は斜陽に映じて 天は水に接す
芳草は 情無く
更に 斜陽の外に 在り

闇たる ク魂
旅思を 追う
夜々 除くに
好夢 人を留めて睡るに非ざれば
明月 樓高 獨り倚るを休めよ
酒 愁腸に入りて
化して 相思の涙と作る

34 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/18(土) 22:15:52 ID:WjICyvsP
青く高く澄んだ空
見渡す限り 黄葉に染まった大地
秋が世界に広がっている
水面に立つ霧は 翡翠色に染まり
山々は夕陽に朱く染められて
天は水平線で水とまじわる
かつて恋を語った相手は 今はつれなく
見遥かす遠い空の彼方の人だ

幾度も挫折して その度に故郷を思い
また 旅路であったことをも思い出してみる
夜毎 美女と枕をともにする
そんな楽しい夢を描きながら 独り眠る
月の冴えた美しい夜
ベランダに出 手摺にもたれて景色を眺め
物思いに耽りたいが 止めておこう
今は どんな酒であろうとも 
きっと酔えはしないだろう
愁いに満ちた我が身に入れば それらはみんな
あなたを想う涙になるから

35 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/25(土) 08:51:53 ID:zs+XT08C
人はどんな人でも矛盾を持ってますねえ
この人の矛盾はとても面白いです

  『短歌行』  by曹操

酒に対しては 當に 歌うべし
人生 幾何(イクバク)ぞ
譬えば 朝露の如く
去日 苦だ 多し

慨して 當に以って慷す
憂思 忘れ難し
何を以ってか 憂いを解かん
唯だ 杜康の有るのみ

青々たる 子の衿
悠々たる 我が心
但だ 君が為故
沈吟して 今に至る

ようようと 鹿は鳴き
野の苹を 食う
我に 嘉賓有り
瑟を鼓し 笙を吹く

36 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/25(土) 08:52:38 ID:zs+XT08C
明々たること 月の如きも
何の時か 輟る可けんや
憂いは 中從'り来たり
断絶す可からず

陌を越え 阡を度り
枉げて用いて 相い存わば
契闊談讌して
心に 旧恩を念わん

月 明るく 星 稀にして
烏鵲 南に飛ぶ
樹を 繞ること 三匝
何れの枝にか 依る可き

山 高きを厭わず
水 深きを厭わず
周公 哺を 吐きて
天下 心を帰せり

37 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/25(土) 08:54:14 ID:zs+XT08C
【わたくしの勝手な訳】ですよ


酒を飲むなら 歌えるほどに 楽しく飲もう
人生がどれほどあるかと考えたら
朝露に譬えていいほど 儚いもので
なのに 大部分がもう過ぎ去ってしまってる

慨(イキドオ)り 慷(ナゲ)きが心に澱(ヨド)んでいる
憂いがいつも側にある
どうやって その憂さを晴らそうか
それにはただ 酒あるのみ

学問にいそしむ 青い襟の君よ
その成長を 遠くから見守ろう
ただ 君の才能の故に
そう呟いて どれほどの時が経ったのだろう

友を求め 要々(ヨウヨウ)と鹿は鳴き
広がる沃野で 共に豊かなヨモギを食べる
今 私の元に 価値ある人々がやって来た
彼等の為に 楽を奏してもてなそう

38 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/25(土) 08:54:54 ID:zs+XT08C
夜空の満月のように はっきり見えているようでも
いつ 小休止に踏み切ろうか 迷っている
心配の種は 内側から出てくるものだ
断ち切れぬものが そこにあるから

東西路 南北道 多くの道を乗り越え
わざわざ見舞ってくれた君よ
万里を遠しとせず 訪問してくれた賓客を歓待しよう
久しぶりに懐かしい 積もる話をしようではないか

月が明るいと 綺羅星も霞んでしまう
カササギは 南に飛んで 樹の周りを三度廻る
そして どの枝に止まろうか 思案している
まるで 誰がその陣営に所属しようか 悩んでいるように

山は 自らが高くなる事を厭わない
海は 自らが深くなる事を厭わない
周公は 食事を中断してでも 人に会い
民衆の心を 自らに引き付けた
自分もまた 斯く有りたいと思う

39 :国重高暁:2006/11/30(木) 22:40:33 ID:ejCYg+QF
ルビー・Dさんを真似て、僕も
自分なりの漢詩和訳に挑戦してみましょう。
なお、ユニコード文字についてはご容赦を。

「桃夭」from詩経

桃之夭々 灼々其華
之子于帰 宜其室家

桃之夭々 有※其実
之子于帰 宜其家室

桃之夭々 其葉蓁々
之子于帰 宜其家人

※=草冠に賁

40 :国重高暁:2006/11/30(木) 22:47:08 ID:ejCYg+QF
<自分なりの和訳>
彼女は若くて桃のよう   その真赤っ赤の花のよう
この子もついに嫁入りした 立派な妻となるだろう

彼女は若くて桃のよう   そのよく熟した果実のよう
この子もついに嫁入りした 立派な妻となるだろう

彼女は若くて桃のよう   その青々した葉っぱのよう
この子もついに嫁入りした 立派な妻となるだろう

以上、大昔のウェディングソングでした(*^^*)

41 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/11/30(木) 23:27:07 ID:O6ILOAPP
国重高暁さま、どうもありがとうございます

実はこの詩、「嫁入りした」と言う部分を変えると、新郎側からのスピーチにも使えるのですよ
こんな風に♪

 燃えるように咲いている 桃の花のような子を娶る
 きっとこの家に相応しく 家はいっそう華やぐだろう。

 実がたくさん生っている 桃の木のような子を娶る
 きっとこの家に相応しく 子宝に恵まれるだろう

 艶やかに生い茂る 桃の葉のような子を娶る
 きっとこの家に相応しく 家はますます繁栄するだろう

ね?嫁を誉めながら、実は自分の家の自慢にもなっているんです
なんてヤツラなのでしょうw

42 :名無氏物語:2006/12/02(土) 06:16:35 ID:PVYyyu6C
三国時代の文学スレッド
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1157242060/

ここの542に関連スレで貼ってあったから貼り返しにきたよ

43 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/03(日) 07:47:47 ID:hnrEBhO8
>>42
それはご親切にどうもありがとうございます

あちらへ貼って下さったのが何方か存じませんが、こんなスレを覗いて下さっているということ、
このルビー・D、大変嬉しく思いますよ
どうぞ、皆様にも宜しくお伝え下さいませね

44 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/07(木) 22:20:34 ID:hQpSJNcY
皆さんご存知でしたか
今日は生憎の雨ですが、この3日程、本当に月が美しかったのですよ
なので、今夜は李白です

  『静夜思』  by李白

牀前 月光を看る
疑うらくは 是れ地上の霜かと
頭を挙げて 山月を望み
頭を低れ 故郷を思う

何もかも投げ出したい夜 ふと月光に誘われて 出て見れば
冴え冴えと地上に降り敷く銀の砂 隔てなく 果てしなく
山並みのように続く甍の向こうに 飛び出して来た故郷
空しい夢を追う日々に そろそろ別れを告げようか

45 :名無氏物語:2006/12/15(金) 08:04:03 ID:vl0TLiAQ
ルビーちゃん元気かい?

46 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/15(金) 21:13:31 ID:SmBKl3TF
>>45
ありがとうございます、ええ、元気ですよ

わたくし、『逢引』と言う言葉が大好きなのです
光とさざめきから少し離れた日陰の辺りで、大人同士がそっと忍び会う
決して不倫ではないけれど、年齢的に少し高めのシングルが世間を憚って落ち合う
そんな響きを感じてしまうのです

ただ、どうして『逢引』なのでしょう?
『逢う』は男女が抱擁しあう姿として理解出来ますが、『引く』とは何なのでしょう

それをずっと悩んで居ります

47 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/15(金) 21:18:20 ID:SmBKl3TF
さて、悩みついでに少し悩ましい詩を選んでみました

  『紫藤樹』  by李白

紫藤 雲木に掛り
花蔓 陽春に宜しい
密葉 歌鳥を隱し
香風 美人を留む

あっさり訳せばこのようになるのですが

紫の花の咲いた藤が 背の高い木に纏わり付いている
花房のある蔓は 陽気の満ちた暖かな春に好ましい
生い茂った葉は 囀っている鳥の姿を隠し
芳しい風は 美人の足を留めている

わたくしらしく訳しますと、こうなるのですよ♪

藤色の衣装の淑女が 背の高い貴公子にしなだれかかる
袖から覗く白い手が そっと背中に回される
陽気な季節の アバンチュール
生い茂る藤の葉が 恋を囁く二人を隠し
香る風が 時を過ごす二人の衣に染み込んで行く

48 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/23(土) 10:08:01 ID:uNGdMDXX
いよいよ明日はイブ・イブですね☆
昔の恋の歌を引っ張り出して来ましたよ

  「上邪」  by読み人知らず(漢代) 

上や
我 君と相知らんと欲す
命 長く 絶え衰ふること無し
山に陵無く
江水 為に竭き
冬雷 震震として
夏に雪 雨(ふ)り
天地合すれば
即ち 敢えて君を絶たん


天よ、聞いてくれ
私はあの人と恋がしたいのだ
この思いは永遠に 衰えも絶えもしないだろう
全ての山が平らに成り
それで河の水が涸れ
冬に雷鳴が轟き渡って
真夏に雪が降り積もり
天地の合わさるこの世の終わりが来たならば
あの人を想う事が出来なくなるが

49 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2006/12/23(土) 10:09:38 ID:uNGdMDXX
>>48をもう少しルビー風に捻じ曲げて訳してみますよ

天に誓います
あなたを愛しています
わが命続く限り 全身全霊で 愛しています
山が無くなり 河が消え
冬に台風 夏に豪雪
天変地異で とうとうこの世が滅びようと
あなたを愛する私の身体は無くなりますが
私の心は永遠に あなたを愛し続けます


…まあ、リアルで言われると引くでしょうね、きっとw

50 :名無氏物語:2006/12/23(土) 15:15:10 ID:oeHc5cam
50

51 :名無氏物語:2007/01/08(月) 13:21:04 ID:pclSsDB9
あけおめ

52 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/08(月) 14:29:43 ID:N7E1geWT
ご無沙汰していますよ
私、失恋なぞして旅行して参りました
でもまだ抜け出せていませんよ、困りましたね
昨日、雪が降って少し積もりましたが、あんな風にきれいに埋めちまいたいですよ


  『春望詞 其三』  by薛濤

風に散る花は 日毎に風情を失っていく
嬉しい約束の日は 遥かに遠い
心を通わせる恋人とは結ばれず
ただ、草だけを同心に結んでいる

元の詩はこれです

風花 日に将に老いんとす
佳期 猶渺渺
結ばず 同心の人
空しく結ぶ 同心の草

53 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/08(月) 14:31:22 ID:N7E1geWT
>>51
おや、失礼致しましたよ

あけおめです、はい

54 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/08(月) 14:31:29 ID:N7E1geWT
>>51
おや、失礼致しましたよ

あけおめです、はい

55 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/18(木) 22:33:42 ID:ZZ43oTfl
>>53>>54 繰り返してますね、あら、恥ずかしやw
こんな時には、こっそり自分を励ますのですよ
ええ、昔の人ももちろんやってたでしょう、こんな風に

  『行行重行行』 (古詩…詠人知らず)

昨日今日 明日へ向かう旅をするうち
いつか あなたと違う道を選んでいた
今や二人の間には 平原万里 遥かに隔たる
それぞれの世界の片隅で 
道の険しさまた長さ そんな事を思いつつ
逢えれば良いなと思ってみる
胡の馬が北風に向かって嘶くように、
越の鳥が南側の枝を選んで巣をかけるように

別れてから もうどの位になるのか
あれから自分は随分痩せた
浮雲が一瞬で 人目から太陽を隠すように
あなたは振り向きもせず 行ってしまった
あなたを思う度 老人のように昔に浸ってしまう
楽しかった日々は一瞬に蘇り また埋もれていく
ああ 取り留めもない繰言は止めよう
そして明日の為に ご飯を食べよう

56 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/18(木) 22:34:30 ID:ZZ43oTfl
読み下しも載せておきましょう☆

  『行行重行行』 (古詩…詠人知らず)

行き行きて重ねて行き行く
君と生きながら別離す
相去ること万余里
各々天の一涯に在り
道路阻しく且つ長し
会面安くんぞ知るべき
胡馬は北風により
越鳥は南枝に巣くう

相去ること日に已に遠く
衣帯 日に已に緩し
浮雲 白日を蔽い
游子 顧返せず
君を思えば人をして老いしむ
歳月 忽ち已に晩る
棄捐して復た道(い)うこと勿かれ
努力して餐飯を加えよ

57 :名無氏物語:2007/01/27(土) 14:45:30 ID:b9qdrx05
【李白】中国の詩人たち【杜甫】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1167818494/
【詩仙】漢詩について語るスレ【詩聖】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1162006994/1-100

58 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/01/28(日) 10:41:27 ID:E8/EvHh3
おはようございますよ

>>57
お誘いどうもありがとうございます

さて、今朝はちょっと趣を変えて見ましょうか


  『萬空歌』  by悟空

天も空 地も空 人生 渺々(ビョウビョウ)として其の中に在り
日も空 月も空 東昇 西墜 誰が為の功
金も空 銀も空 死後 何ぞかつて手中に在りや
妻も空 子も空 黄泉の路上に相ひ逢はず
権も空 名も空 眼を轉ずれば 荒郊に土に一封せらる

天も空 地もまた空
 人の世の営みは果てし無く続き 天地の間にある

太陽も空 月輪も空
 太陽が東から昇り西へ沈むと言う事は 誰のお陰なのだろうか

黄金(財産)も空 白銀(財富)も空
 生前の富を 死後も手の中に持っておられようか

妻も空 子も空
 縁あって家族となった者達とも あの世の途上では出逢わない

権力も空 名声も空
 死んでしまえば瞬く間に 郊外の荒れ果てた草むらに埋葬される

59 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/05(月) 22:40:57 ID:73VFe3sk
立春は昨日でしたが、雪の日はまだしばらく続きますよ

  『江雪』  by柳宗元

千山 鳥飛ぶこと絶え
萬徑 人蹤滅す
孤舟 簑笠の翁
獨り釣る 寒江の雪に

降り積もる雪に籠められ 山々の鳥も飛ばず
街道も小道も野辺も 歩む人無し
水面に浮かぶ小船一艘 中には蓑笠姿の翁が独り 
黙って糸を垂れる河は 凍りもせず ただ静かに流れ行く

60 :名無氏物語:2007/02/06(火) 02:24:08 ID:ifIgf5ZY
やっと、還暦だね・・・

61 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/06(火) 20:56:01 ID:0w0qK97v
はい、やっと…と申し上げたいのですが、私まだその歳には程遠いのですよ
ああ、その時まで生きられるかしら?
佳人薄命と言いますので

今日はずいぶん暖かで、梅の花が一気に開きましたよ
なのでそれに因んだものをひとつ

  『探春』  by戴益

終日 春を尋ねて春を見ず
杖藜 踏破す 幾重の雲
帰来 試みに梅梢を把って看れば
春は枝頭に在りて 已に十分


どこかに もう春は来たかと 探してみたが見つからない
よたよた杖を突きながら 雲の彼方の山にまで行って見たのに
がっかりしながら家に帰り 何気に庭の梅の枝を手に取ってみれば
なあんだ 春はもう来てるじゃないか 蕾がふっくらしてるじゃないか

※杖藜:アカザの杖

62 :名無氏物語:2007/02/06(火) 22:28:29 ID:URVROK77
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|    
          |i i|    }! }} //|     あ、ありのままに今起こったことを話すぜ
         |l、{   j} /,,ィ//|    Googleで『著作権ゴロ』を検索したら 
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ   一番上のページがJASRACだった
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |  
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人   な、何を言ってるか解らねぇと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ   オレも何が起きたか解らなかった・・・
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ   著作権保護団体とか、NPOだとか
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ  そんなチャチなもんじゃ断じて無ぇ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \ 
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ  ・・・・もっと恐ろしいものの
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ )    片鱗を味わったぜ  
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ        

63 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/10(土) 21:07:20 ID:Zm3yTBt8
今、『十八史略』を読み返してます

人は儚いものですね
帝王であれ、庶民であれ、栄枯盛衰の果てに待つのはただ“死”のみ
自分の意思など、死の前にはあって無きが如きものです
では、死の前に、愛は真実でしょうか?

真実であって欲しいと、願う私はお馬鹿でしょうか

  by 項羽&虞美人

<項羽>
 力は山を抜き 気は世を蓋ふ
 時利あらず 騅逝かず
 騅の逝かざるを 奈何すべき
 虞や虞や 若を奈何せん

<虞美人>
 漢兵 已に地を略す
 四方 楚歌の声
 大王 意気尽く
 賤妾 何ぞ生に聊んぜん

64 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/10(土) 21:09:08 ID:Zm3yTBt8
<項羽>
 敵方の勢力は 既に我が軍を上回り
 もはやこれまで と言うしかない
 我が愛馬騅でさえ その事を覚って進もうとはしない
 愛する者よ 私はお前を無事守ってやる事さえ出来ないのか

<虞美人>
 ああ 既にこの国は漢のものなのですね
 四方を囲む敵陣から 楚の歌声が聞こえますもの
 あなたが嘆いておられるのを見るのは 辛く悲しい事ですわ
 どうぞ あなたの手で私の命を終わらせて下さいな


歴史にもしもはありませんが、二人が市井の夫婦であったなら、あるいは…

65 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/16(金) 21:47:34 ID:Hp9I8pm7
そこかしこから、梅の香が漂って来るようになりましたよ
漢詩では、梅は大変よく詠まれています
今日の詩もそのうちの一つです

  『梅花』  by高啓

瓊姿 只だ合に 瑤台に在るべし
誰か江南に向かって処処に栽えし
雪は山中に満ちて高士臥し
月明の林下に美人来る
寒に疎影に依るは 蕭蕭たる竹
春に残香を掩うは 漠漠たる苔
何郎の去りてより好詠無く
東風に愁寂として幾回か開きし


その美しさは 瑶地の女仙(玉女)のようだ
この江南の地のそこかしこに それを殖やしたのは誰だろう
雪の山中で独り暮らす高潔の士のように 凛として
名月の夜に庭園をそぞろ歩く美女のように 艶かしい 
花も枝葉も無い時でさえ その側には囁き続ける竹が寄り添い
花が終わってなお残る香りを 一面の苔が自らの裡へ抱き取っている
何遜が身罷って後は 良い詩が詠まれる事もなくなり
春誘う東風の中 この梅たちは何度寂しく咲いたのだろう

66 :名無氏物語:2007/02/17(土) 18:25:28 ID:Xkl9LFUh
この文章を見た人は2日以内に死にます。死にたくなければ、この文章を、コピペでもいいので100個のスレに書き込んで下さい。
これを守らなかった子が、何人も、交通事故で死亡しています。これは本当の話です。そのリストがありますので、見て下さい。

67 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/17(土) 20:39:03 ID:RI/n617y
これはまた、古いコピペですねえ
おなつかしやw
最近、また流行り出しているのでしょうか?

おやおや、事故が交通事故だけに限定されたのですか
では、改訂版ですね

どうせなら、この板らしく、古文か漢文でやれば皆さん喜ばれたのでしょうに
ああ、勿体無い…

68 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2007/02/17(土) 20:42:18 ID:RI/n617y
  『弘道館賞梅花』  by徳川景山

弘道館中 千樹の梅
清香馥郁 十分に開く
好文 豈に威武無しと謂わんや
雪裡春を占む 天下の魁


弘道館に植えられた沢山の梅は もう十分に開いていると見え
清々しい香りがふんわり優しく漂っている
文を好む事が 武士の力を失くしてしまうなどとは戯けた事
この雪の中に春を謳うが如き梅のように
我らもまた天下の魁となりたいものだ

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