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讃岐弁について語ろう!

1 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/12(火) 16:00:41
県外から高松市に来た知人に「早く香川弁になれるといいね。」と言ったところ、 近くにいた国語の権威の方が、 「香川弁言うて何なぁ?讃岐弁やろう。」 と厳しく指摘しました。すごく不快です。香川弁やったらいかんのな?

2 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/12(火) 17:50:48
いくもんなぁ

3 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/12(火) 23:42:41
>>1
いかんやろ。
俺の周りに「香川弁」やーよおる人おらんしな。

ちなみに、俺も香川県民やし、「讃岐弁」喋んりょうけんよろしくな。

4 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 00:04:36
>>1
その文、徳島スレのパクリじゃんw

5 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 00:40:05
>>1
四国方言のスレがあるのんスレ立ててからにいかさまじょんならんが。
今はにんぎゃかやけど人がおらんようなって寂れて
たまに「誰っちゃおらんけんage」とか書き込みがあってご、よいよむなしかろう?
さっちにしゃべってもネタがないけんなー、
「なあ知っとん?西讃弁と東讃弁の境界は丸亀なんで」「ほんまなー、何がちゃうんえ?」
「〜けんと〜きんじゃ、あと〜していたと〜してつかじゃ」「ほー理屈げに知っとるのー」
で終わろうで?最後までいけるんか?とりあえずわしはこよんほっこげに書きまわるわの。

6 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 00:49:31
「〜じゃ」とか「いかさま」とか「〜ご」という言い方から推測すると、>>5は西讃、しかも香川の端っこのほうの人やね。

7 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 07:19:35
>>4
あんの、阿波弁スレも土佐弁スレのパクりぜ。

8 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 07:48:48
伊予弁も立てろや

9 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 18:58:05
いかさまにんぎょうしい
ってあるでな?
俺聞いた事無いんやけど。どっちかゆうたら「がいにやかましい」ていうんやけど。

10 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 19:32:34
【なごむ】四国方言について語るスレ【やさしい】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1127749459/
阿波弁について語ろう!
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1155208263/
土佐弁について語ろう!
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1129634542/
東部四国方言と西側の関西弁
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1130855821/
関西・関西周辺の方言の違い
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1121083383/

11 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/13(水) 22:08:22
のー、今まで思いよったんやけど、
容器の「ものご」の「ご」とは何な?
何でもの「何ばり」の「ばり」とは何な?
散らかすの「広げさがす」の「さがす」とは何な?
どたばたするの「さいあがる」の「さい」とは何な?
どうしようもないの「じょんならん」の「じょん」とは何な?
競走の「走りごく」の「ごく」とは何な?
ほっこの「ほっ」とは何な?

12 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 09:11:55
>11
ただの推測だが
じょんならん→序もならんほっこ→呆け
から来てるのでは?
讃岐弁て独特な表現が多いよね

13 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 10:09:56
お前らがいなやっちゃな〜

14 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 15:43:24
「なあ知っとん?東讃と西讃では高松のアクセントがちゃうんで。」
「ほんまなぁ。どなんちゃうんえ。」
「LLHLとLHLLじゃ。あと片原町も市内のとっしょりはLLLLHL言うんで。」
「ほぅ。同じ香川でもいろせなアクセントがあるんやのぅ。」

15 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 16:13:09
讃岐のアクセントきもい
東京式でも京阪式でもないし

16 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 17:27:29
>>15
なぁ知っとん?伊吹島のアクセントは五型アクセント言うて京阪式アクセントの基になっとるげなで。

17 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 20:22:59
東京にきてからゆーもの、讃岐のアクセント使えんようなったわ
聞いたら「あーそうやったな」てなるけど、結局中途半端な東京式じゃわ

18 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 20:37:09
高松はきもい京阪アクセント

19 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/14(木) 22:22:24
・丸亀を中高(LHLL)で言わんといて
・善通寺を頭高(HLLLL)で言わんといて
・観音寺を「かんのんじ」と言わんといて

20 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 01:41:59
香川のアクセントって京阪式に少し東北訛りが入ってるように聞こえる。
一見、京阪式だが時々激しく訛るんだよ。

21 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 01:58:03
朝日のアクセント
関西HLL
香川東讃LDL
わかりやすく言ったら
おひぃさんのアクセントであさぁひと言ってるようなもん。
讃岐弁の中でも東讃弁は異質。

22 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 08:32:27
>>1
どうせならこの手のスレ47都道府県全部作ったら?

23 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 09:04:55
まわりに讃岐出身がいるが、大阪弁のアクセントぜんぜんマスターできてないわ。


24 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 09:06:56
一般的に京阪アクセント言うたらここでTとUだな
http://www.akenotsuki.com/kyookotoba/accent/bumpu.html

25 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 18:36:13
別に京阪式アクセントである必要無いやぁろ?


26 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/15(金) 23:03:20
>>23
確かに香川の人って関西でも讃岐アクセントそのままで喋ってる。
たぶん本人は京阪式アクセントとあまり変わらないと思ってるのか
直す気もなさそう。

さすがに「やけん」とかは使わないけどな

27 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/16(土) 06:39:39
「なぁ知っとん。京阪式アクセントは伊吹島アクセントのパクりで。」
「ほんまなー。ほんだら関西はウリナラ起源のアクセントをパクっとんえ。」
「ほうや。ほんじゃけど関西人は讃岐アクセント聞いてほうけにするけんのぉ。」
「ほうなー。いかさまじょんならんのー。流石大阪民国やなー。」

28 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/16(土) 14:53:48
>関西はウリナラ起源のアクセントをパクっとんえ。
???

29 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/16(土) 15:26:37
伊吹島のアクセントは大阪民国の古いアクセントが残ってるだけ
香川発祥ではない

30 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/12/26(火) 16:23:27
誰っちゃおらんけんage
がいにじょんならんが

31 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/01/29(月) 21:49:43
香川では「りょ」を「りゃ」って発音する?

32 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/01/29(月) 23:39:37
>>31
というと
「あそこの店よう宝くじ当たん「りょ」るげなけん一遍買うてみまい」
「ほななん売ん「りょ」る数が多いけん当たるんじゃわいな」
「ほなんことないけん、ほんまに当たるんじゃけん。」
「ほっこげに言うてからにそなな理屈げなことがあるかいな」
の「りょ」か?それなら「りゃ」とは発音しないが。
料理もryauriでなくryouriと言うしな。

33 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/01/31(水) 10:52:49
↓こういう言い方はある?

両方→りゃうほう
両端→りゃうはし



34 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/01(木) 16:50:53
>>33
いやー言わんなー。

35 :西讃名無し:2007/02/08(木) 21:15:01
誰っちゃおらんきんあげてみらい。

36 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/09(金) 04:55:19
私の好きな彼が香川の人なんです。
今は東京にいるから標準語しか聞いたことないけど、
讃岐弁ってかわいいですね。
今度お願いしたらしゃべってくれるかなぁ

37 :西讃名無し:2007/02/09(金) 23:36:39
そら彼氏に頼んだら喋ってくれらい。ほんでも日本語でないきんのー。東京の従兄弟やこんまい頃から夏休みや冬休みに来よったけど、未だに通訳要るきんのー…。

38 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 00:10:22
HH HLLL HLLLL HHHH-HLLL。HHHH HHHHH LHLLHL。
LHHHH HHHL HLLL HLLL LHHLLL LHHLLL HLLLLL、
LHHH HLLL HLLLHL。

39 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 00:19:37
あー間違うた(HH HLLLL)。

HH(そら) HLLL(彼氏に) HLLLL(頼んだら) HHHH-HLLL(話してくれらい)。
HHLL(ほんでも) HHHHH(日本語で) LHLLHL(ないきんのう)。
LHHHH(東京の) LHLL(従兄弟や) HLLL(こんまい) HLLL(頃から)
LHHLLL(夏休みや) LHHLLL(冬休みに) HLLLLL(来よったけど)、
LHHH(未だに) HLLL(通訳) HLLLHL(要るきんのう)。


40 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 00:28:33
HLL(うちの)HLL(好きな)HLL(彼が)HLLHL(香川の人)LLLL(なんじゃわ)。
今は(LHH)HHHHH(東京に)HLLL(おるきん)HHHHHHL(標準語ばあ)HLLLLL(聞っきょるけど)、
讃岐弁て(HHHHL)うまげなのう(HHHLHL)。
HLL(今度)LHHHLL(お願いしたら)HHHH-HLLLHL(しゃべってくれるかのう)。

41 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 02:57:14
まー、「がいにぶんりょるがー」を訳してもらえ。

42 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 16:06:50
言語学版は方言版かよ。
方言の板大杉。


43 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 20:40:42
>>41
HL(まー)、HLL(がいに)LHHLLL(ぶんりょるがー)。
まーひどく雨が降ってるねー。

44 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 20:42:55
>>42
LHHHHHHH(言語学板は)HHHHHHHL(方言板かよ)。
HHHHH(方言の)LL(板)HHHH(大杉)。

45 :著作権抵触者:2007/02/10(土) 21:36:55
納豆合戦
菊池寛
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/3033_18784.html

皆さん、あなた方は、納豆売の声を、聞いたことがありますか。
朝寝坊をせんで、早うから眼をさましとられると、朝の六時か七時頃、
冬じゃったら、まだお日様が出とらん薄暗い時分から、
「なっと、なっとう!」と、あわれげな節を付けて、売りに来る声を聞くでしょう。
もっとも、納豆売は、田舎には余りおらんげにございますけに、
田舎に住んどる方は、まだお聞きになったことがないかも知れませんが、
東京の町々では毎朝納豆売が、一人や二人は、きっとやって来ます。
私は、どちらかといえば、寝坊ですが、それでも、時々朝まだ暗いうちに、床の中で、眼をさましとると、
なっと、なっとう!」と、いうあわれげ女の納豆売の声を、よう聞きます。
私は、「なっと、なっとう!」という声を聞く度に、私がまだ小学校へ行っきょった頃に、
納豆売のお婆さんに、いたずらをしたことを思い出すのです。それを、思い出す度に、私は恥しいと思います。
悪いことをしたもんじゃと後悔します。私は、今そのお話をしょうと思います。


46 :名無し象は鼻がウナギだ!:2007/02/10(土) 21:39:00
私が、まだ十一二の時、私の家は小石川の武島町にありました。
そして小石川の伝通院のねきにある、礫川学校へ通うてとりました。
私が、近所のお友達四五人と、礫川学校へ行く道で、毎朝納豆売の盲目のお婆さんに逢いました。
もう、六十を越しとるお婆さんでした。
貧乏なお婆さんと見え、冬もボロボロの袷を重ねて、足袋(たび)もはいとらんげな、可哀そうな姿をしとりました。
そして、納豆の苞を、二三十持ちもって、あわれな声で、「なっと、なっとう!」と、呼びもって売り歩っきょるのです。
杖を突いて、ヨボヨボ歩っきょる可哀そうな姿を見ると、大抵の家では買うてやるげにございました。
私らは初めのうちは、このお婆さんと擦れ違うても、誰もお婆さんのことなどはかまいませなんだが、ある日のことです。
私らの仲間で、悪戯の大将と言われる豆腐屋の吉公という子が、
向うからヨボヨボと歩いて来る、納豆売りのお婆さんの姿を見ると、私らの方を向いて、
「おい、わしがお婆さんに悪いことしちゃるけに、見よれや。」と言うのです。
私らはよせばええのんと思いましたが、何しろ、十一二という悪りことしいの年ですけに、
一体吉公がどなん悪戯をするのか見よりたいという心持もあって、だまって吉公の後からついて行きました。
すると吉公はお婆さんの傍へつかつかと進んで行って、
「おい、お婆さん、納豆いた。」と言いました。すると、お婆さんは口をもぐもぐさせもって、
「一銭の苞ですか、二銭の苞ですか。」と言いました。
「一銭のじゃがい!」と吉公は叱るげに言いました。お婆さんがおずおずと一銭の藁苞を出しかけると、
吉公は、「それは嫌じゃ。そっちの方いた。」と、言いもって、
いきなりお婆さんの手の中にある二銭の苞を、引ったくってしまいました。
お婆さんは、可哀そうに、眼が見えんものですけに、一銭の苞の代りに、二銭の苞を取られたことに、気が付きません。
吉公から、一銭受け取ると、「はい、有難うございます」と、言いもって、又ヨボヨボ向うへ行ってしまいました。

47 :著作権抵触者:2007/02/10(土) 21:40:36
吉公は、お婆さんから取った二銭の苞を、私らに見せびらかしもって、
「どうじゃが、一銭で二銭の苞を、巻っきゃ上げちゃったが。」と、自分の悪戯を自慢するげに言いました。
一銭のお金で、二銭の物を取るのは、悪戯というよりも、もっといかん悪いことですが、
その頃私らは、まだ何の考もない子供でしたけに、そなに悪いことじゃとも思わんと、
吉公がうもう二銭の苞を、取ったことを、何かうまげなことをでもしたげに、感心しました。
「うまげにやったのう。お婆さん何も知らんで、ハイ有難うございます、と言うたのう、ハハハハ。」と、私が言いますと、
みなも声を揃えて笑いました。
が、吉公は、お婆さんから、うもう二銭の納豆をまき上げたというても、
何も学校へ持って行って、喰べるというのではありません。学校へ行くと、吉公は私らに納豆を一掴みずつ渡しもって、
「さあ、これから、戦ごくするんじゃ。この納豆が鉄砲丸じゃ。これのぶつけごくをするんじゃ。」と、言いました。
私らは二組に別れて、雪合戦をするげに納豆合戦をしました。キャッキャッ言いもって、納豆を敵に投げました。
そして面白い戦ごくをしました。
あくる朝、又私らは、学校へ行く道で、納豆売のお婆さんに逢いました。すると、吉公は、
「おい、誰か一銭持っとらんか。」と言いました。私は、昨日の納豆合戦の面っしょかったことを、思い出しました。
私は、早速持っとった一銭を、吉公に渡しました。吉公は、昨日と同じげにして、一銭で二銭の納豆を騙して取りました。
その日も、学校で面っしょい納豆合戦をやりました。


48 :著作権抵触者:2007/02/10(土) 21:43:27
その翌日です。私らは、又学校へ行く道で、納豆売のお婆さんに逢いました。
その日は、吉公ばあでありません。私もつい面っしょうなって、一銭で二銭の苞を騙して取りました。
すると、外の友達も、「わしにも、一銭のをいた。」と、言いもって、みな二銭の苞を、騙して取りました。
お婆さんが、「はい、有難うございます。」と、言いよるうちに、
お婆さんの手の中の二銭の苞は、見る間に二つ三つになってしまいました。
そのあくる日も、そのあくる日も、私らはこのお婆さんから、二銭の苞を騙して取りました。
人のええお婆さんも、家へもんて売上げ高を、勘定して見ると、お金が足らんけに、私らに騙されるのに、気がついたのでしょう。
そっと、交番のお巡査さんに、言いつけたと見えます。
お婆さんが、お巡査さんに言うたとは、夢にも知らん私らは、ある朝、お婆さんに出くわすと、
いつもの吉公が、「さあ、今日も鉄砲丸を買わないかんぞ。」と、言いもって、お婆さんの傍へ寄ると、
「おい、お婆さん、一銭のを貰うで。」と、言いながら、何時ものように、二銭の苞を取ろうとしました。
すると、丁度その時です。急に、グッグッという靴の音がして、お巡査さんが、急いで馳けつけて来たかと思うと、
二銭の苞を握っとる吉公の右の手首を、グッと握りしめました。
「おい、お前は、なんぼの納豆を買うたんじゃ。」とお巡査さんが、おとろしい声で聞きました。
いくら餓鬼大将の吉公というても、お巡査さんに逢うたら堪りません。蒼うなって、ブルブル顫えもって、
「一銭のです、一銭のです。」と、泣き声で言いました。すると、お巡査さんは、

49 :著作権抵触者:2007/02/10(土) 21:44:50
「へらこい奴っちゃ。これは二銭の苞でないか。この間中から、このお婆さんが、納豆を盗まれる盗まれると、こぼっしょったが、
お前らが、こなん悪戯しよったんか。さあ、交番に来い。」と、言いもって、吉公を引きずって行こうとしました。
吉公は、おいおい泣き出しました。私らも、吉公と同じ悪いことをしとるのですけに、
みな蒼うなって、ブルブル顫えよりました。すると、吉公はお巡査さんに引きずられもって、
「私一人じゃありません。みんなもしたのです。私一人じゃありません。」と言うてしまいました。
するとお巡査さんは、おとろしい眼で、私らを睨みもって、
「ほんだら、みなの名前を言うてご。」と言いました。
そう言われると、私らはもうようこらえんで、「わあッ。」と、一ぺんに泣き出しました。
すると、傍にじっと立っとった納豆売のお婆さんです。私らが、一緒に泣き出す声を聞くと、
急に盲目の眼を、ショボショボさせたかと思うと、お巡査さんの方へ、手さぐりに寄りもって、
「もう、旦那さん、勘忍していた。ホンのこの坊ちゃんらのいたずらじゃ。悪気でしたんでやありません。
ええ加減に、勘忍してあげていた。」と、まだ眼を光らしよるお巡査さんをなだめました。
見ると、お婆さんは、眼に一杯涙を湛えとるのです。お巡査さんは、お婆さんの言葉を聞くと、やっと吉公の手を離して、
「お婆さんが、そよん言うんじゃったら、勘弁しちゃろう。もう一度、こなんことをしたら、こらえんぞ。」と、言いもって、
向うへ行ってしまいました。すると、お婆さんは、やっと安心したように、
「さあ、坊ちゃん方、はよう学校へいらしまい。今度から、もうこのお婆さんに、悪戯をなさるんでやありませんよ。」と言いました。

50 :著作権抵触者:2007/02/10(土) 21:46:30
私は、お婆さんの眼の見えん顔を見よると穴の中にでも、這入りたげな恥しさと、
悪いことをしたという後悔とで、心の中が一杯になりました。
このことがあってから、私らがぷっつりと、この悪戯を止めたのは、申す迄もありません。
その上、餓鬼大将の吉公さえ、前よりはよいよおとなしゅうなったげに見えました。
私は、納豆売のお婆さんに、恩返しのため何かしてやらねばならんと思いました。
それでその日学校から、家へもんてくると、
「家では、納豆をちとこばも買わんの。」と、お母さんに、ききました。
「お前は、納豆を喰べたいんかえ。」と、お母さんがきき返しました。
「喰べとうはないんじゃけんど、可哀そうな納豆売のお婆さんがおるけに。」と言いました。
「お前が、そういう心掛で買うんじゃったら、時々は買うてもええ。お父様は、お好きな方なんじゃけに。」と、
お母さんは言いました。
それから、毎朝、お婆さんの声が聞えると、お金を貰うて納豆を買いました。
そして、そのお婆さんが、来んようになる時まで、私は大概毎朝、お婆さんから納豆を買いました。


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